強迫性障害。コンビニ暮らしの栄養療法。

スーパーに買い物に行くのが苦しいので、早朝、

コンビニに行きます。買える食材は限られてい

るので、栄養療法を正確に踏襲するのは難しい

です。

①手堅いタンパク源タマゴ

これはスーパーでも同じです。コンビニがやや

高いくらいの差だと思います。電気ポットでひ

たすらゆで卵にして食べています。たまにはス

クランブルエッグも食べたいのですが、コンロ

もフライパンもありません。出来合いのスクラ

ンブルエッグは、その使用されている油や添加

物が気になりますが、やむを得ず買う場合があ

ります。

②千切り野菜

レタス、キャベツ、大根、の3種しかありません。

栄養療法で重要視されるミネラルは、千切りにし

た時点で抜けてしまっているらしく、期待できる

のは食物繊維のみです。原則はこの3種しか食べ

ませんが、たまに出来合いのサラダを買います。

キノコが入っていたり、ひじきが入っていたり、

と食材が豊富な反面、やはり添加物が使われてい

るので、栄養素と相殺され、期待できるのはやは

り食物繊維かと思われます。

 

③肉

なるべく加工度の低いものを買おうと心がけます

が、ベーコンやハムになってしまいます。できれ

ばスーパーに行き、牛肉を買って焼いて食べるの

が理想です。使用されている体に悪そうな油や添

加物はやむを得ずとして、出来合いのレバニラや

豚肉キムチを買うこともあります。

 

④納豆

精神科医の藤川徳美さんがソイ・プロテインを役

に立たないと否定していたこと、またタンパク質

は摂れるとしても糖質が比較的含まれているので

トータルで栄養療法としての評価は低いのではな

いか、と考えていました。しかし井上ゼミ(you

tube)の井上さんが、発酵食品であること、また

タンパク質は動物性と植物性の両方を摂ったほう

が良いということから、納豆をお勧めしています。

藤川さんも納豆を否定しているわけでなく、井上

さんがお勧めするとなると、納豆は摂ったほうが

良いと思います。ちなみに井上さんはyou tube

分子栄養学について、非常にわかりやすく情報発

信されています。

⑤めかぶともずく

海藻もできれば摂ったほうが良いと思います。た

だ、コンビニで買えるのは”めかぶ”と”もずく”く

らいです。残念ながら、両方ともに果糖ブドウ糖

液糖が入っています。おそらく加工の過程でミネ

ラルは抜けてしまっていると思うので、食物繊維

とわずかな有効成分しか期待できません。そこに

果糖ブドウ糖液糖が加わると、トータルで食べな

いほうが良い食材、ということになってしまいま

すが、プラスマイナスが相殺されていることを期

待して、買っています。

 

⑥豆乳

精神科医の藤川さんはそれほど乳製品を否定して

いなかった記憶で、お勧めレシピにチーズを使っ

たものも含まれていたと思います。井上ゼミの井

上さんは乳製品を否定しています。牛乳のガゼイ

ンがダメ、乳酸菌を摂るならヨーグルトではなく、

漬物や納豆から、といった感じです。なので、少

なくとも牛乳は飲んでいません。豆乳については

お2人とも言及されていないように思うので、可

も不可もない食材なのかもしれません。ただ、納

豆と同じ理屈で豆乳を飲んでいます。セブン・イ

レブンには糖質65%カットの豆乳が売っています

が、果たして成分無調整とどちらが栄養療法的に

優位かはわかりません。ひとまずどちらも飲んで

います。

 

⑦チーズ

非常に便利なタンパク源でしたが、井上さんの否

定が気になります。井上さんのお話の中に「乳製

品と小麦を2週間やめたら体調が良くなる」といっ

た話が出てくるので、井上さんとしてはチーズも

摂ってほしくないのであろうと思います。という

わけで、このところ買っていません。

 

藤川さんも井上さんも、自分でしっかり勉強して

栄養療法を進めてほしいと考えていらっしゃるよ

うです。身近にアドバイザーがいないのは、やや

不安ですが、できる限り考えて栄養療法の質を上

げていきたいと思います。