認知症・高齢父が暖房を点けられない理由と、その対策。

認知症・高齢父が夜間、暖房を点けられない理由は、

①リモコンの使い方がわからなくなっている。

②そもそもリモコンが何かわからなくなっている。

③リモコンの設定を変えてしまい、点けること

はできても、暖房にできない。

④暖房を点けてから暖かい空気が出てくる

まで待てない。

・・といったところです。

 

こちらが取った対策は、

①リモコンの設定はあらかじめしておく。

(入/切ボタンのみで操作可能にしておく)

②夕方の配食サービスのスタッフに、

暖房を点けてもらうようお願いする。

・・の2つです。残念ながら、

これら対策では解決せず、父からは

しばしば「暖房が点けられない」と

電話がかかってきます。

 

父に電話で説明はしますが、理解力等の低下

の為、上記4つを電話で解決するのは困難

です。結局、点けることができず、別室から

石油ファンヒーターを持ち込んでいることが

多いようです。ただ、このファンヒーターも

問題で、かなり古い為、非常に重く、父の腰痛

問題、またファンヒーター自体の不具合問題と

波及していき、心配と対応は尽きません。

 

配食サービス・スタッフに暖房を点けてもらう

方法も、父が断ってしまう場合と、後で父が

消してしまい、その後点けられなくなる場合

があるようで、なかなか問題を解決しません。

 

結局、寒い夜に「暖房が点けられない」と、

電話がかかってきても、どうすることもでき

ない場合が多いです。

 

新しい機器の購入も考えますが、スイッチを押す

だけのことができなくなっているので、新しい

機器の使用も期待できません・・