強迫性障害の行動療法。おふくさんのプログラム、その後。

you tube強迫性障害について情報発信

されている”おふく”さんですが、残念ながら

相性は良くないようで、何度も視聴していると

疲れてしまいます。とはいえ、加害、確認強迫

に限局した行動療法に言及しているところは

貴重であったので、ここ半年は可能な限り

その方針に添うよう生活してみました。

 

行動療法について、1/15~5/3にかけて22回の

行動療法と、それに準じた行動にチャンレンジ

しましたが、結論的に大きな変化はありません

でした。

 

「引き返して確認しても良い」という部分が

珍しい方針であり、「引き返して良い」というの

は条件付けとしては最強で、ほぼ確認なしで行動

することが可能です。また確認なしで行動するが

故に強迫脳になることもなく、スムーズに一連の

行動を終えることができ、また「引き返して確認

したい」という欲求も強いものは生じません。

 

ただ、強い欲求は生じないものの、引き返さないで

いると、非常にスッキリしないままで過ごすことに

なり、そのあとの生活は集中力に欠けます。そこで、

原則「引き返し可」のプログラムなので、引き返す

のですが、その際は、いつも通り確認してしまい、

強迫脳になって終わります。これを半年弱繰り返して

いますが、トータルで症状の改善を感じることはなく、

結果的に「引き返さない」という状態には近づいて

いないように思います。

 

食事療法の中に、牛乳、パン、チーズ等を控えるという

方針があり、これはやり始めた当初に比べ、これらを

接種しない生活に慣れてきた、もしくはグルテン中毒

といったものが改善しているのかもしれませんが、強迫

自体に変化はなく、継続のモチベーションは低下してくる

印象です。

 

行動療法は「調子が良い感じがする」休日に実施する

ということですが、調子が良いと感じることはたまに

しかないので、行動療法の継続は、ややムリしてする

しかありません。

 

今後もこの方針に準じる予定ですが、トータルで

モチベーションは下がっています。「引き返して良い」

のはありがたいですが、できれば引き返したくないところ。

で、引き返せばいつも通りの症状が出て、心が折れて帰宅

することになるので、ますます「引き返し」をしたくなく

なります。それならと、少し確認してでも引き返さない

ように行動しようとすると、やはり確認が確認を呼び、

強迫脳となり、心が折れることに。

 

敢えて、掴んだコツがあるとするなら、「引き返し確認」

はやはり一旦、覚悟すること。それで行動してみて、

調子が良ければ引き返さないことにする、そういう心持ち

で行動すれば、比較的うまくいくのではないか、と思います。

とはいえ、ここ半年、引き返さずに済んだのは1回だけです。