認知症高齢者・部屋閉め切り・脱水の経緯。私の両親の場合。

先日お昼頃、両親を冷房が効いた部屋に移動させ、
休憩を促してみました。30分くらいして、様子を
見に行くと冷房は消してあり、窓を開けることも
なく閉めきったままでした。理由を聞けば
「部屋が充分冷えたから」とのこと。

冷房を消せば、部屋の温度が維持できないこと、
消すなら窓を開けないと、さらに温度が上がること、
そういったことがわからなくなっているようです。

高齢者それぞれ、冷房もつけず、部屋を閉めきって
しまう原因や理由はあると思いますが、少なくとも
簡単に、そういった状況に陥ることは実感しました。

そうなると、さらなる問題が生じます。夜間は、
夕方訪問した介護スタッフが冷房をつけてくれますが、
前述の経緯と同様であれば、両親は冷房を消し、窓を
開けないまま過ごしてしまいます。一晩その状態が
続くことになるので、脱水のリスクは高いです。

夜間何度も観察したわけではないので、実際の
ところはわかりませんが、一旦消した冷房をつける
ことはできないので、おそらく、そのままになって
いる場合が多いと思います。いまのところ、具体的
な対策はありません。

両親の寝ている部屋は日中から比較的涼しいこと、
夜間多少気温が下がることで、どうにか問題なく
経過しているのではないかと思います。