自分としては、ヘルパーさんのサポートがないと
できそうにないことがたくさんあります。しかし、
強迫症でヘルパーさんのサポートを受けるという
のはなかなか難しいのが実情ではないかと思います。
ここしばらく取り組んでいた課題ですが、半ば諦めて
いました。とはいえ、地味に情報収集は続けており、
以前、両親の見守りサービスでお世話になった方に、
電話をしてみました。何かヒントをもらえるのでは
ないか、くらいの気持ちでした。
ところが、電話してひとしきり私の説明を聞いたところ
で「なぜ、その話がそんなに難しいかが逆に不思議、知り
合いに聞いてみるから、ちょっと待ってて」との反応で、
しばらくすると「○○訪問介護事業所の○○さんに電話して。
ヘルパーさん来てくれると思うよ」で、解決してしまい
ました。近々、実家でヘルパーさんと待ち合わせをし、
サポートを受ける予定です。
私が電話した人が、たまたま情報を持っていたというのが
幸運であったと思います。では、これまで相談してきた人が
情報を持っていなかっただけか?と言えば、そういうわけでも
ないと思います。
個人的に紹介すると責任が重いので、それを避けた場合も
あるでしょうし、障害者支援センターのように、なんらかの
意図をもって(主治医が反対した等)、情報を提供しない場合
もあると思います。
ヘルパーステーション等事業所はたくさんありますが、自費の
対応をしてくれるところは限られています。加えて自費であって
も対象が要介護認定を受けている人、といった条件が付き、私が
サービスを受けられるところは数少ないと思います。
確認するには、事業所ひとつひとつに電話をかけるしかありません。
私は「自費、ヘルパー」といったワードで検索して出てきたわずか
な事業所さんを当たっただけですが、結論的に私が対象ではない
ということがわかっただけです。この作業を1人で進めるのは、何
とも心もとない話です。見たことも聞いたこともない事業所さんに
電話をかけ、多くの場合断られてしまうことになるので。
強迫症の方が、ヘルパーさんを利用したいと思った場合、
どうするのが近道かを考えますと・・
①主治医にヘルパーさんの必要性を納得してもらう。
(主治医の後押しがあれば、福祉サービスとして受けられます)
②身近な医療介護関係者に可能な限り聞いてみる。
(私の場合は比較的大きな施設の課長さんでした)
③本来は障害者支援センターに相談するのが近道なはず。
・・と、これ!と言う方法はありません。
私は、今回、なんとなく流れに逆らってヘルパーさんの
サポートを得ることになったわけですが、それがうまく
いくか否かは、別問題です。強迫症の病態を考えるなら、
良い方法とは言えないでしょう。
ただ、差し迫った状況というものもあり、強迫症も24時間
闘えるものではありません。ヘルパーさんにお願いするのも
普通に選択できる社会になってほしいです。