B型作業所に来ている利用者さん(30代男性)
の年収は110万円くらいだと推測しています。
話の節々からの推測なので、あまり当てにな
りません。
彼のお話によると、
①障害年金をもらっている。
②作業所での収入が月3万円を超える。
とのこと。
彼は一見普通に見えますが、お話をすると、
やや調子が取れない感じがわかります。おそ
らく発達障害等の障害をお持ちだと思います。
日常生活の自立度が高いので、障害年金は高
くて2級、年間78万円くらいです。
話の節々に「3万円超えますからね~」との発
言があることから、作業所での収入は3×12ヶ
月=36で36万円くらい。
トータルで114万くらいになる計算です。彼は
実家暮らしなので、その多くを自由に使えると
思います。
ちなみに私は、彼の「3万超えますからね~」
を信じて、年収36万くらいです。
作業所の作業で生み出されたものは、現時点で
収益にはなっていないので、作業所での収入=
税金から給付されている、と解釈しています。
我々に作業所での収入を与えるためのシステム
自体に、多くの税金が投入されていると思うの
で、ありがたいですが、申し訳ない感じです。
おそらく国としては、作業所というシステムを
介さず、直接個人に給付金として給付したほう
が手間がかからず、税金も大幅に節約できると
思いますが、B型作業所は、就労支援が目的な
ので、現システムの構築が必要であったのだと
思います。
ただ、就労支援によって、どれだけの人がA型
や一般の就労に移行することができ、税金から
の給付ではない収入を得るようになるか?とい
うのはやや疑問で、1~2割にも至っていないよ
うな気がします。
その1~2割の人が社会復帰をし、税金を納める
ようになることで、本来、採算が取れるシステ
ムだと思いますが、実際は取れていないような
気がします。
ただ、経済的な問題だけではなく、引きこもり
の方などを社会から孤立させない、といった意
味合いが非常に大きいと思うので、現システム
は継続が望ましいし、ありがたく享受したいと
思います。
私もなんとか頭を治して、税金からの給付では
ない収入を得るように、また税金を納められる
ように頑張らなければなりません。
現状はメルカリはじめ、様々な収入への試みが
うまくいっていないので、やはり頭を治すこと
が先決ということかもしれません・・