五十肩改善の謎。心理的に改善を阻害していた可能性と強迫性障害への応用。

長らく腕が上がらなかった左肩ですが、先日

「あれっ?」という感じで上がりました。確

かに上げると痛いので、左肩は意識して動か

さないようにしていましたが、改善している

とは思っていませんでした。

 

単純に、改善していることに気付いていなか

ったのか、それとも、先日、突然改善したの

かわかりません。

 

気になるエピソードがありました。長らく左

腕を上げないよう意識していたので、作業所

でのラジオ体操時も左腕は上げませんでした。

すると先日、スタッフさんから「ネコシンさ

ん、左肩は何か調子悪いんですか?」と聞か

れ「いえ、ただの五十肩です」と応えました。

改善を認識したのはその夜です。

 

心理的な解釈として「こんなに肩が痛くて動か

ないのに、誰もいたわってくれない」という鬱

積した思いがあったところに、スタッフさんに

気付いてもらえたことで、ふと得心してしまっ

たのではないか?それで心理的なガードが外れ、

本来の肩の状態に戻ったのではないか?とも考

えています。

 

五十肩に対して、そのような心理的作用がある

なら、強迫性障害にも同様のことが起こるはず

です。つまり「強迫症状で、こんなに苦労して

いるのに、誰もいたわってくれない」という鬱

積した思いがあるところに、強迫に対する理解

やいたわりが得られたら、心理的なガードが外

れ、強迫も改善するのではないか?

 

長らく罹患していると「どうせ治らない」「誰

も助けてくれない」といった思いが出てきがち

です。その思いが本来の改善を阻害しているよ

うに思います。

 

そう考えると作業所という環境は、比較的理想

で、スタッフさんは強迫に対する理解があり、

尚且ついたわってくれるので、どんどん改善し

てしまうのではないか?

 

しばらく行動慮法ではなく作業所に身を委ね、

甘えてみよう、そうすれば治るかもしれない・・

と思いました。

 

珍しく楽なほうを選択して良い結果が得られる

パターンかもしれません。

 

解釈が当たっていますように・・