映画「アド・アストラ」を観て、自分への声かけを模索する。

宇宙飛行士を演じるブラッド・ピットが自分

(の心理状態を)を言葉で誘導しているシー

ンが多々あります。

「気持ちは穏やかで落ち着いている・・」

「冷静に対処できている・・」

「この件は保留にして、次の件に集中する・

・」

といった言葉で誘導し、心拍数もコントロー

ルする様が描写されていました。

 

私もさっそく外出時に、

「死角が気になるが、不安症状に過ぎない・

・」「気にせず、進め・・」

「気持ちは穏やかで落ち着いてる」

という感じで誘導し、比較的、コントロール

できたように思います。

 

これはこの方法が優れているのではなく、あ

くまで映画上のブラッド・ピットがカッコ良

かったので、それに感化されているところが

大きいと思います。効果は3日くらいではない

かと・・(笑)

 

自律訓練法では、言葉での誘導を、いざとい

うときに応用できるよう、日々練習しますが、

実際に応用するのは、かなり難しいと思います。

 

ひとまずは日常の現場で、言葉での誘導を試し

てみたいと思います。現時点でもっとも強い誘

導は「問題が見い出せないので、どうしようも

ない(だから前に進め)」です。

 

以前、自律訓練法に凝ったことがあり、瞬間催

眠レベルにならないものか?と考えていました

が、結論的にそのレベルには大きく及びません

でした。

 

学生時代に、心理学の教授から直接指導を受け

ましたが、鬱状態から抜け出すことはできませ

んでした。

 

教授の誘導が「ネタですよね?」というくらい

間が抜けており、最後まで笑わずに自律訓練法

を終えるのが難しいくらいでした(笑)

学生によっては、途中で吹き出してしまい、教

授から「君に自律訓練法は必要ない」と注意さ

れていました(笑)。

「きも~~ち~~が、と~~~っても、おち~

~~ついて~~~いる(気持ちがとっても落ち

着いている)」と声が裏返りつつ繰り返される

ので、笑うな、というほうが無理です(笑)

 

病院勤務時代は、休憩時間をいかに充実させる

かという課題に、自律訓練法を思い出し、2~3

年練習したと思いますが、特に変化は感じませ

んでした。

 

自律訓練法を再開するという選択肢はありませ

んが、ブラッド・ピットに感化されているうち

は、言葉で誘導してみて、そのうちもしかする

と新たな気付きが得られるかもしれません・・