現在「強迫症を治す」という本で、強迫症を復習しています・・

本を読みながら、気になる部分はブログに

書いていこうと思います・・

 

(強迫の人は、健康な人の何倍も精神的な

エネルギーを使うことを認識する・・)

しっかり脳を休めないとダメということで

す。読書とゲームは脳を疲れさせるので、

控えたほうが良いようです。意識的に休憩

すること、特に睡眠の確保は重要のようで

す。私は横になって気功をすることが多い

のですが、そのまま寝てしまうこともあり

ます。それも意外と脳には良いのかもしれ

ません。

 

(道を歩いていて、気になっても振り向い

てはいけない、というわけでなく、振り向

くにしても2回までにする・・)

「振り向くな」と言われると、非常にプレッ

シャーですが「2回まで良い」と言われると

随分ハードルが下がります。もちろん、振り

向かないのがベストですが、確認をあっさり

することでも、行動療法としての効果が得ら

れるのはありがたいです。

 

(回避をするなら強迫行為をするほうがマシ。

何よりも行動空間の拡大を目指すことが先決。

その中で”繰り返す”から”繰り返さない”へのシ

フトを狙っていく・・)

振り向き確認をしてしまうから外出しない、と

いうのは、確かに強迫行為をしないことにはな

りますが、行動空間を狭めることになるので、

かなりまずいということです。少々確認行為を

してしまっても、外出はしたほうがベターなよ

うです。

 

ちなみに、この本は作業所の管理者さんからお

借りしています。管理者さんの娘さんが強迫性

障害(不潔恐怖)なので、この本を読まれたよ

うです。おそらく当初、管理者さんは私と娘さ

んが同じ病気だとは気づかなかったと思います。

不潔と加害では、症状が全くちがうからです。

とはいえ、私に接するうち、本で読んだ内容を

思い出し「役に立ちそうな本を貸してやろう」

と思いついたのではないか、と推測しています。

 

本を読むのは、強迫と面と向かわなければなら

ないので、けっこう苦しい作業です。なので長

らく読んでいませんでした。この度、年末にこ

の本をお借りしたのは何かの縁で、年末年始の

この休みに、強迫の治療について再吸収する機

会を与えられたものと解釈しています。

 

新たな気付きは、正直期待できません。耳の痛

いような注意点を再認識することになるでしょう。

ただそれは治癒に必要な痛みなので、チャンスあ

る限り、やる気ある限り、感じたほうが良いと思

います。