郵便物の紛失対策。

認知症が進むと、郵便物の管理が

難しくなります。

 

今でも、実家には

{郵便物は開封せずに、郵便物入れに

入れてください}と書いてある貼り紙と、

ダンボールで作った”郵便物入れ”が

置いてあります。

でも、機能していません。

概ね父が開封してしまい、どこに

行ったかわからなくなるのが常です。

 

もっぱら市役所からの通知について

ですが・・

 

最近まで、私の住民票は実家にあり、

世帯主が父になっていたので、

市役所からの通知は、実家に届くことは

もちろん、宛先は父になっており、

紛失の可能性が高い状態にありました。

 

転送、私書箱の利用など、いくらでも対策が

ありそうな問題ですが、2年がかりで行き着いた

方法は、

①市役所に発送予定日を聞く。

②郵便局に市役所の発送予定日を伝え、配達予定日を聞く。

③配達予定日に実家待機する。

といったものでした。

 

転送はあまり融通の利く方法ではなく、

さらに健康保険、年金、税金とそれぞれ

の課によって、対応も宛先もちがってくる

ことから(健康保険は世帯主宛、

税金は個人宛等)、一括で解決できる

これといった方法はありませんでした。

 

”父が認知症で、郵便物を紛失してしまう”

という状況を、市役所、郵便局に伝え、

何度か相談もしてみましたが、やはり

”良い方法はない”というのが結論

でした。

 

ただ、市役所も、郵便局も、

対応は極めて好意的でした。

個別に融通を利かすことは

できないまでも、

協力体制でいてくれる

ということがわかり、

本当にありがたいと思いました。