早朝5時頃、横断歩道を渡る練習をしています。強迫症の行動療法。

横断歩道を渡るのが非常に苦手です。特に夜は見え

にくく不安が強いので、渡り終わってから振り向いて

しばらく眺めています。気付かないうちに誰かを倒して、

その人を横断歩道に取り残し、車にひかれて大変な事態

になる・・といった強迫観念がどうしても消えません。

 

特にこの時期、夜は倒れた人が車にひかれなくても、朝

までに凍死してしまう、といった考えが消えません。

 

ひとまず、横断歩道はさておき、夜、外を歩けるようにと、

早朝暗いうちに歩く練習をしていました。少し慣れたような

気がしたので、早朝の横断歩道に挑戦しました。

 

誰もいないとわかっていても、信号無視をすると新たな

不安を生んでしまうので、信号無視はしません。なので、

10往復するにもモタモタしています。

 

最後の1往復にしようと思うと緊張します。また行動療法

として、渡り終わってから振り向いて横断歩道を眺めては

いけません。気合でなんとか乗り切って、アパートまで戻り

ますが、不安は消えません。何か大変な事態が起こったの

ではないかと。

 

横断歩道の出だしも、横断歩道も明確に記憶にあります。

しかし、渡り切ったあとの記憶が曖昧です。おそらく

「振り向きたい」という欲求と闘っていたので、記憶が

定着していません。

 

どうもそこに大変な事態が起こっているような気がして

なりません。ここで引き返さない我慢をしてこその行動

療法ですが、今日は30分ほど我慢した後、横断歩道を

見に行ってしまいました。罰として、数往復練習して帰り

ました。

 

これは・・果たして勝算はあるのか?と思います。「普通」

を考えるとあまりに遠く苦しい。まずは、横断歩道を振り

向かずに渡れるようになることを考えるしかないのですが・・