強迫症のカウンセリング。4月26日のトピックス③

近くのコンビニに行くとき、行きはほとんど確認をしません。

なぜならすぐに来た道を戻るので「また通るからいいや」と

思うからです。帰り道は「気になることを家に持ち帰りたく

ない」という気持ちが強いので確認ばかりしてしまいます。

行きで気になっていたところを帰り道で確認する、ということ

もありません。帰り道は目の前のことで精一杯なので、行きで

気になったことがあったとしても、忘れていることが多いです。

 

同じ「確認しない」であっても「またこの道通るからいいや」

という理由は「すぐに確認するからいいや」と同じで、行動療法

としては意味がありません。

 

課題②来た道とちがう道で帰る。

「またこの道を通るからいいや」という理由を自分に使わせない

ようにします。おそらく、行きの時点から「この道はもう通らない」

という思いがあるので、確認が多くなり負荷はかかります。まずは

近いところからチャンレジし、徐々に目的地を遠くしていくことで、

段階的なアプローチができると思います。

 

このところ、外出といえばコンビニと散歩くらいです。コンビニは

途中に非常に苦手な横断歩道があるので、”帰りはちがう道で”という

負荷に横断歩道という負荷が加わると、課題が的確にこなせない感じ

がします。散歩はルートを変えるとどうしても車通りの多い道を通る

ことになるので、同様に感じます。アパート近隣はすでにいろいろ

試して怖い思いをしているところが多いので、なかなかこれといった

ルートが見つかりません。

 

課題が的確にこなせそうなルートがなければ、カメラメガネを使用して

負荷を下げることも考えなければなりません。

 

良い年をした男(私)が何を細々考えているんだろう、とイヤになり

ますが、「えいっ」とチャレンジしてうまくいった記憶はあまりない

ので、やはり課題を「勝算あり」のレベルに定めチャンレンジしたほう

が”急がば回れ”になるような気がします・・